イラン軍事行動「ゲームではない」 オバマ米大統領、強硬論に反論 [ニュース]

拡大する「茶のしずく石鹸」アレルギー被害 重症例も相次ぎ集団訴訟の動き [ニュース]

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「美肌効果がある」として通信販売で大ヒットした「茶のしずく石(せっ)鹸(けん)」をめぐり、昨年までの商品に含まれていた小麦由来成分によるアレルギー被害が拡大している。販売元の「悠香(ゆうか)」(福岡県大野城市)が5月に自主回収を始めてから、全国の消費生活センターに寄せられた被害相談は400件を超え、重症例も相次いだ。同社の注意喚起が不十分との指摘もあり、大阪などでは被害対策弁護団が発足、集団訴訟も視野に実態調査に乗り出した。


一時意識不明も


 厚生労働省によると、原因物質の可能性があるのは、茶のしずく石鹸に含まれていた保湿成分「グルパール19S」。小麦に酸を加えた「加水分解小麦」と呼ばれる原料の一種だ。

 グルパールは他の加水分解小麦と比べ分子サイズが大きいといわれる。サイズの大きい物質のほうが免疫反応を引き起こしやすいため、利用者の皮膚などから体内に吸収された際に小麦アレルギーを誘発。その後、パンやうどん、パスタなどの小麦製品を食べると、アレルギー症状が出るようになったとみられている。

 国民生活センターなどによると、茶のしずく石鹸によるアレルギー症状には顔や目の回りのかぶれといった皮膚障害のほか、全身のかゆみや呼吸困難など、重篤な症状となるケースも少なくない。兵庫県赤穂市の女性が重体になるなど、急性アレルギー反応(アナフィラキシー)を発症して一時意識不明になった人も複数いるという。


すでに昨夏には指摘


 被害の多発を受け、悠香は昨年12月以降、一切の小麦成分を茶のしずく石鹸から排除。今年5月20日には、旧製品を自主回収すると発表した。すでに約80万個を引き取り、8月末を目標に未使用分の回収を終えたい考えだ。

 一方で、「もっと早く対応できたのでは」と同社の姿勢を疑問視する声も。回収が発表されるまでアレルギーの原因に気付かず、症状を悪化させた人も相当数に上るとみられるからだ。

同社がグルパールの問題を把握したのは、いつだったのか。医療関係者の間では以前から茶のしずく石鹸に起因するアレルギーが疑われ、昨年7月時点で「グルパールでアレルギー反応が出た」と、同社に指摘した専門医もいたという。

 だが同社がグルパールの使用をとりやめ、別の加水分解小麦に切り替えたのは約2カ月が過ぎた9月になってから。その間、利用者への注意喚起はなされず、販売自粛も行っていない。

 同社の担当者は「当時は原因が断定されたわけではなかった」と説明。昨年10月以降はダイレクトメールなどを通じ、「アレルギーへの注意を呼びかけていた」と話す。


集団訴訟を検討


 被害の実態を解明するため、大阪弁護士会は今月1日、緊急の電話相談会を開催。100件を超える申告が寄せられ、全身症状を訴えた人が約3分の1に上った。

 大阪、東京などではすでに被害対策弁護団が発足。大阪弁護団の日高清司弁護士は「悠香による注意喚起の仕方に問題がある」と指摘する。返品・交換を受け付ける悠香の窓口に、なかなか電話がつながらないという不満もあったという。

 弁護団は、いったん小麦アレルギーになると、茶のしずく石鹸の使用をやめても、パンやうどんを食べられなくなる被害が続くことも重視。集団訴訟に向け、利用者の詳しい症例や購入経緯を分析していく方針だ。

 【用語解説】茶のしずく石鹸 悠香が奈良県内の業者に製造を委託し、販売している石鹸。茶葉から抽出したカテキン成分などを配合し、シミや美白に効果があるとされる。60グラムで1個1980円と高価だが、累計で約5千万個を販売する大ヒットを記録した。女優の真矢みきさんを起用したCMでも話題となったが、現在は放映を自粛しているという。


大衆薬配達 厚労省、解禁検討へ

医師の処方箋がなくても買える一般用医薬品(大衆薬)を薬剤師らが利用者の自宅に自ら配達することを解禁する方向で、厚生労働省が検討を始めることが23日、分かった。高齢者や過疎地の住民など「買い物弱者」の利便性向上につながる可能性がある。日本薬剤師会などが要望していた。

 配達する人は薬剤師のほか、ドラッグストアなどで説明を担当する登録販売者を想定している。

 平成21年の薬事制度改正で、大衆薬を販売する際は薬剤師や登録販売者が対面で薬の情報を提供したり相談を受けることになった。だが、その場所が「薬局や店舗」に限定されたため、利用者の家に出向いて薬を届け、情報提供をすることができなくなった。

 一方、医師の処方箋が必要で大衆薬より慎重な扱いが求められる医療用医薬品は、現状でも患者の自宅に届けることが可能。医師が往診し、患者の自宅で発行した処方箋を薬局にファクスで送付、薬剤師が薬を持って患者を訪れ、薬の説明をするなどの方法が取られている。日本薬剤師会は「大衆薬への規制の強さがリスクに見合っていない」として是正を求めていた。

 厚労省の大塚耕平副大臣は3月の規制仕分けで「安全、安心な医薬品を円滑に届ける。届けられていない人がいれば、どうやって届けるかを考える」と表明。現行の薬事制度を点検する考えを示していた。

孫・ひ孫・玄孫50人…木村さん、男性長寿世界一の誕生日 114歳 [ニュース]

京都府京丹後市の木村次郎右衛門さんが19日、114歳の誕生日を迎え、男性で長寿世界一となった。

 木村さんは長男の妻らと3人暮らしで、孫14人、ひ孫25人、玄孫(やしゃご)11人。最近はベッドに横になって過ごすことが多く、好きだったテレビや新聞もほとんど見なくなったが、3度の食事は欠かさないという。

 ロイター通信によると、男性で世界最高齢だった米モンタナ州のウォルター・ブルーニングさんが14日に死去。米団体のホームページによると、木村さんが男性世界一になったという。

被災者含めシニア世代100人採用 [ニュース]

ソフトウエア検証サービス最大手の「ベリサーブ」(東京都新宿区)は、55歳以上のシニア世代を対象に契約社員100人を採用する。東日本大震災や福島第1原発事故のため首都圏などに避難し、離職を余儀なくされた被災者にも積極的に門戸を広げる。

 勤務地は東京、大阪、名古屋の三大都市圏で、パソコンやデジタル家電の試作品などが正しく動くか調べるテスト業務を担当する。1年ごとの契約で延長も可能。書類選考と面接で採用の可否を判断し、パソコン関係の基礎知識があれば職歴や経験に関係なく雇用する。問い合わせはメール(veriserve_saiyou@veriserve.co.jp)で。

渡が、舘が出動!石原軍団、石巻で炊き出しへ [ニュース]

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俳優の渡哲也(69)が社長を務める石原プロモーションが、東日本大震災の被災者のために立ち上がる。

 石原プロは阪神大震災直後の1995年2月、兵庫県で炊き出しを行って被災者を励ましたことがあり、今回も被災者に手を差し伸べることになった。

 14日から20日まで、甚大な被害を受けた宮城県石巻市を訪れ、約130人が避難している中央公民館の駐車場で、渡や舘ひろし(60)らが炊き出しを行う予定。

 11日には同市内に、鍋や釜、食材を積んだ石原プロのトラックが到着。10トントラックと3・5トントラックの計9台で、炊き出し準備の先発隊として現地入りした。

 トラックに書かれた「石原プロモーション」の文字に気づいた市民が「俳優さんはいつ来るんですか?」「炊き出しをするんですか?」とスタッフに問いかける姿も見られた。

 同市は死者が2650人以上、行方不明者が約2800人の大きな被害を受けた。ライフラインもまだ整わず、約6万戸のうち、水道が復旧したのは約3分の1の約2万2700戸。停電は約3万3000戸で続いている。さらに、満潮になると水が道路にあふれる地域もあり、市民は不便な生活を強いられている。

 石原プロはドラマのロケ現場でカレーや焼きそば、焼き肉、豚汁などさまざまな料理を何百人分も作り、その味も抜群なことで知られる。渡や舘のおとこ気あふれる励ましとともに提供される温かい料理が被災者の気持ちを一瞬でも和らげることが期待される。

 ▽石原プロの炊き出し 最近では09年7月、舘主演のドラマの主題歌を担当した浜崎あゆみ(32)が豚汁に感激。同年11月には同プロが消防車を寄贈した神奈川県真鶴町で町民2500人を招待。


牛乳の目隠しシールを剥がしたら「福島県産」と出てきた? ツイッターで写真が拡散するが本当は… [ニュース]

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4月5日のお昼ごろ、「牛乳の目隠しシールを剥がしたら『福島県産』と出てきた」という写真がネットで投稿され、そのことがツイッターで話題となった。原発災害により福島県産原乳は出荷制限を受けているところなのだが、これは一体どういうことなのだろうか。メーカーさんのサイトをおとずれたところ、「出荷制限のない岩手から原乳を輸送して製造出荷することにした」という記述が。つまり、この牛乳パックの中には岩手県産の原乳から製造した牛乳が入っているということ。パッケージ印刷が間に合わなかったため、急遽目隠しシールを貼った、ということだろう。



メーカーさんによれば、「売り場でも消費者の方々へ『岩手県産原乳使用』をお知らせいたします」とのことなので、この写真を投稿した人は、たまたまそのことを知らなかったのだということだろう。

このTwitter(Twitpic)に投稿された写真を見た人の中には、産地を隠す目的で目隠しシールを貼ったのだと思い込む人もおり、さらにメッセージを転送する場合もあったようだ。ツイッターは目の前で起きたことをすぐさま投稿出来る便利なツールだが、今回のような現象が起こることもある。ツイッターを利用する場合は、見たまま書かれたままのことを信じるのではなく、それらを疑う心が必要だ。

岩手県産原乳を使用した牛乳の製造再開について

首相が放水で都知事に陳謝 消防隊員「処分」と言われた [ニュース]

東京都の石原慎太郎知事は21日、菅直人首相と官邸で会談し、東京電力福島第1原発での放水に関し「東京消防庁の隊員が長時間連続の放水を強制され『実施しなければ処分する』と言われた」と抗議した。石原氏によると、首相は「陳謝する。大変申し訳ない」と述べた。会談後、石原氏は記者団に「隊員は命懸けで取り組んでいる。『処分』などと言ってはいけない」と強調。処分すると発言した人物については「知らない」とした。連続放水の結果、機材が故障したことも明らかにした。

サンゴ守って!モデルがボディーペイントでアピール コスタリカ [ニュース]



コスタリカの首都サンホセ(San Jose)で、ココ島(Coco Island)のサンゴをボディーペイントで表現するモデル。サンホセ郊外のエレディア(Heredia)では16日、持続可能性と環境に関する初のビジネスフォーラムが開幕した。(c)AFP

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